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感染症情報
その他
- 2016.07.01
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感染症情報(平成28年7月1日)
感染症情報
1.流行性耳下腺炎、流行中
松本市内では、最近流行性耳下腺炎が流行中です。
流行性耳下腺炎とは、おたふくかぜとも呼ばれ、ムンプスウイルスによる耳下腺炎です。2〜3週間の潜伏期間の後、発熱、耳下腺、顎下腺の腫れや痛みを生じます。合併症として、無菌性髄膜炎、膵炎、精巣炎などがありますが、特に不可逆的な難聴の原因として注意すべき疾患です。
特効薬はありません。ワクチン接種(任意接種)で重症化が防げます。松本市ではムンプスワクチンを希望する1歳児に3,000円の補助を行っています。
*登校(園)基準:耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫張が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好となった後。
2.現在流行中の、発疹を伴う感染症
流行中の感染症と、登園・登校の目安を挙げました。
医療機関を受診する際の参考にしてください。
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症状 |
登校基準 |
水痘 |
水疱を伴う発疹 |
すべての発疹が痂皮化した後 |
溶連菌感染症 |
熱や咽頭痛、発疹 |
適切な抗菌薬による治療開始後24時間以降 |
伝染性紅斑 |
頬に蝶形紅斑、四肢に網目状紅斑 |
全身状態が安定していれば |
手足口病 |
手足の発疹、口内炎 |
全身状態が安定していれば |
松本市医師会感染症対策委員会副委員長 水野 史